一流アスリートが口にする
『自分との闘い』ですが、
受験体験記にもよく見られます。
本当のところ、どんな意味なのか?
眠い目をこすりながら勉強した、
というのも、自分の欲望との闘いでしょうが、
ここでは、『自分の性格、本質との闘い』と解釈して先に進みます。
自分のタイプが「暗記得意型」なのか「理解優先型」なのか、
という分類は、よく行われます。
私は、自分のことを「理解優先型」だと思っています。
しかし、受験勉強の開始直後は、「理解しなければ暗記できない。」
という自分の考え方を、先入観かもしれないのだ、
と押し込めて封印しようとしました。
これを「自分との闘い」とも思いました。
さて、なぜ、自分のタイプを封印しようとしたのでしょうか?
一言でいえば、「情報に流され、自分を見失ったから」です。
『理解云々を封印し、つべこべ言わずに暗記すれば2年で受かる。』
という情報に踊らされました。
その結果、明らかな失敗という結果と、
情報に踊らされた自分を見失ったという後悔にはまりました。