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◎自分との闘い(知財実務編1)

実務的な見地から

『自分との闘い』という抽象的な言葉を分析してみましょう。

『自分との闘い』という言葉を最初に発したのが、あるアスリートだったとします。
そのアスリートが抽象化した深みのある言葉を、様々な方向から、
「これだけ深みのある言葉なのです」
という解説をするのが、「発明の詳細な説明」でありましょう。

言葉巧みなアスリートが居ないとは言いませんが、言
葉巧みでないアスリートにインタビューをし、『自分との闘い』という表現を作り出すのは、
「特許請求の範囲」の作成に近い。

とすると、アスリート(発明者)の素晴らしさを法的に保護するには、
インタビュー能力と、言葉を編み出す教養とが要求されるのでしょう。

私;  『ん?、インタビュー能力を鍛えましょう、というノウハウ本やセミナーは色々ありそうだけど、
言葉を編み出す教養のレベルアップをしましょう、
なんていうノウハウ本やセミナーってあるんでしょうか?』

師匠; 『馬鹿言ってんじゃありませんよ、教養のある人は自分で気づくし、
教養のない人はどれだけ言われても気づかないんですから、
そんなノウハウ本やセミナーがビジネスとして成り立つわけ、ないでしょうが!』

私; 『恐れ入りました・・・』