(2)仕事の本質
アソシエイトの仕事は、フットワークを命としている。
これは、「守秘義務契約」がビジネスのスタートとなっているからである。
更に詳しく説明する。
守秘義務契約が締結されなければ、企業側に大学の発明や技術を開示することはできない。
守秘義務契約の締結前の段階で、
既に守秘義務契約締結できるほどの信頼関係が構築されなければならない。
なぜか。
完璧な守秘義務契約書などありえず、契約の隙間や想定外事項を埋めたり
善意の運用の規範となるのは、締結前に構築された信頼関係だからである。
そして、その信頼関係を構築するのは何か?
「電話では埒があかない。」と直接会いに行くフットワークが要求されるということである。
そのフットワークに「誠意」が伴っていなければならないことは言うまでもない。