5.レベルゼロをレベル1にするための方策
支援センターは弁理士の本業を圧迫するものではならないはずなので、
個別具体的な案件に関する支援活動は行えません。
すると、支援活動は、実務支援ではなく、啓発、教育の分野の活動が中心になります。
公的な活動であることとの関係からも、フロントランナーを育てるというよりは、
平等教育、底上げ教育がコンセプトとなるでしょう。
とすれば、広く浅く実行しつつ、その効果を高める工夫が重要と思われます。
以下、そうした工夫について、述べてみます。
→第二十七回