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◎大学における知財教育 第二十八回

(2)漫画で学ぶ 

『知財制度は難しい、だから専門家の我々に任せておきなさい』
という「先生稼業」の時代は、既に終わっていますが、
それを声高に叫んだところで「知財制度が易しくなる」ということもありません。

そこで、考え、トライしているが「漫画」です。

漫画家の石ノ森章太郎さんが日本史や経済を漫画化して勉強と遊びの融合を試みたように、
難しいことを易しく伝えたい。
「地球に優しい、人に優しい」というキーワードで業績を伸ばしている企業にあやかるとすれば
「易しく学べる知財制度」を志して。(*5)

プロのイラストレーター(山下直美女史)にご協力を戴いたものの、
まだまだ「挿し絵」のレベルであって「漫画」というレベルには達していません。
しかし、私が個人的に配布したいくつかの大学では好評のようです。

知財の敷居を低くする、まずは踏み込んでいただく、ということが「底上げ」に貢献すると信じています。

 →第二十九回