受験生のタイプを血液型で分類したり、星座や誕生月で分析したりすることは、
お遊びとして行われていましたが、きっと今でもあることでしょう。
そうした分類手法(そんな大げさなものか?)の中で、私が頷けたのが、
「長男、次男型分析」でした。
面倒見の良い長男型は、他人の面倒を見ることで自分の力を伸ばし、
要領の良い次男型は、いいとこ取りをして力を伸ばしていく、というものです。
たとえば、勉強会やゼミは「ギブ&テイクが原則」、と言われながらも、
ギブが多い人、テイクが多い人に分かれるような気がします。
これは性格的なものなので、自分のタイプがいずれかにはっきりするのであれば、
抵抗しないで受け入れることをお奨めしたいと思います。
もっとも、次男型の人が長男型に憧れることは余りないでしょうから、
長男型の人は次男型になろうと思わないほうが良いということです。
また、次男型の人に、ゼミなどで「テイクばかりしていないで、もっとギブをしろよ!」と強要しても、
たいていは徒労に終わるということです。
次男型だから合格が早い、とか、長男型だから損をする、ということはない!
長男型であることを自覚する私は、そう信じています。