弁理士予備校は、受講生を集めるのが商売の鉄則であり、
1?2年で合格するような目立つ合格者を出すのが広告戦略の鉄則である、
というように、冷静にモノを見たら何が見えてくるでしょうか。
パンフレットによる情報伝達はマスコミュニケーションであり、
一対一のコミュニケーションではありません。
商売抜きで親身になってくれる予備校の講師が少なくないことは、私自身、経験的に知っています。
しかし、深いコミュニケーションを自ら求めて、ようやく分かることです。
深いコミュニケーションを自ら求めることなく、マスとして与えられる情報だけで、
親身になってくれる予備校の講師に出会うのは難しいと思います。
さて、商売抜きで親身になってくれる講師に出会わなくても、どんどん力を伸ばしていく受験生もいます。
しかし、そういう受験生は少数派でしょう。
壁にぶつからない、あるいは壁にぶつかっても自力で正しい方向にて突破できるほど、
この試験は易しくないからです。
自分(だけ)はそういう受験生になることができる、という自信がありますか?