前回のコラムで、
「自分(だけ)はそういう受験生になることができる、という自信がありますか?」
と問いかけましたが、ちょっと視点を変えて。
「自分だけは例外である。」
と思わせることによって成り立っている商売は、
『異性がお相手をしてくれる水商売』が代表的です。
しかし、予備校も似たような商売なのだ、
と割り切ったほうが健全かもしれない、ということです。
そういうお店にお酒を呑みに行って抱く苦い思い出と異なり、
笑い話にならないことを心配しています。
予備校の場合、水商売の場合と違って、
騙す v.s. 騙される
という関係にはない(と信じています)。
だから、洒落がなく、洒落にならないのです。