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◎発明者とのコミュニケーション能力について

発明者とのコミュニケーション能力は、知財部に勤務していたり、
特許事務所にて仕事をする上で、非常に重要と言われています。

具体的な事例を出してみましょう。

発明者: ?というのが私の発明内容です。
弁理士: この発明は、A分野ですが、B分野にも使えますか?

という会話があったとしましょう。

知財部員のコミュニケーション能力が高ければ、

発明者: なるほど、そうした発想の転換をB分野にも使えたら、大発明ですね。
      B分野にも使えるかどうか、検証してみます。

というように、大きな発明に発展する可能性を秘めています。
ところが、弁理士のコミュニケーション能力が低い(尋ね方が悪い)と、

発明者: B分野にも使えるかどうか、検証しろっていうのか? え?
      ふざけんじゃないぞ、こっちは忙しいんだぞお!!

というような結果に終わるのです(極端かもしれませんが)。

発明者とのコミュニケーション能力が重要だ、と言われる本質は、
ちょっとしたインタビュー能力の差が大きなプラスと評価されたり、
大きなマイナスと評価されたりする、というあたりにあるのかと思いますが、
いかがでしょう。