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◎知財コンサルティングに関する考察(7)

(5)燃料補給(セルフプロデュース)

これまで何度か、親しい経営コンサルタントを中心とした
「アイディアジェネレーション」と称する会議に出席してきました。

多数のコンサルタントがその専門領域や業界(IT、金融、流通、・・)のトピックス、
抱えている問題などを発表します。

特に抱えている問題をどうやって解決するかについて、ディスカッションし、
明確で具体的なアイディアへ昇華させることができそうな場合には、
各種のリサーチ、特許検索などを行います。
そうした中から、現実のコンサルティングに導入されるレベルに近づいたアイディアを
特許出願させていただきます。

アイディアジェネレーションの活動は、
コンサルタントの皆様から極めてレベルの高い情報や知識を分けていただく機会として
非常に大切にしています。
コンサルタントはクライアントをアシストするお仕事ですが、
そのコンサルタントのパワーアップをお手伝いしつつ、
自分の燃料補給、自分のレベルアップにつなげています。

この活動を通じて体得しているのは、
『知的財産は分ければ増える』ということです。

笑顔や元気と同じく、伝染もします。

なお、「アイディアジェネレーション」の開催頻度が落ちてきたこと、
もっと体系的に学ぶ機会の必要性を感じたことなどから、
平成14年11月に東大先端研にて開校された
「先端知財人材育成オープンスクール」に参加しました。

そこで、会計士、医師、弁護士、裁判官、MOT取得者、企業知財部員などで構成された
受講生の一員として「最先端の知財」を学びました。

ここで得たネットワークにおいても、新たな「燃料補給」の場を持ち続けています。
     http://www.ipschool.jp/

日々の仕事に追われていると、時間という資源を費やす「燃料補給」は辛いことです。
しかし、扱う対象が「進化を続けることを宿命としている知財」である以上、
知財コンサルティングを業務としていくには
継続的なセルフプロデュースが必須であろうと考えています。

現在では、知財ビジネスアカデミー? 
を活用させていただいてます。
   
http://www.jpaa.or.jp/ipba/ipba_sub4.html