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◎知財コンサルティングに関する考察(20)

ある企業教育コンサルタント(個人的な友人でもある)に紹介してもらった
あるセミナーを受講して、以下のようなキーワードを教わりました。

 『本物』は、明るさやインティグリティ(誠実さ)に溢れており、諦めや皮肉さが感じられない。

元気なときには更に励まされ、
落ち込んだときに思い出す言葉として大切にしています。

幸せなことに、私は『本物』に接する機会には恵まれています。
そんな『本物』である皆さんから感じるのは、

知的財産は「大人」でなければ扱えないが、
子どものような「笑顔」もなければ続かない。
ということです。

そして、以下の信念を配達する活動を続け、
笑顔の大人、元気な子どもを増やすことが私の世に対する貢献である、
と本原稿を書かせていただきながら、決意を新たにしました。

  知的財産は分ければ増える。そして、笑顔や元気と同様、伝染する。

以上

6.参考図書
(1)コンサルティング・マインド 
  野口吉昭  PHP文庫
  ビジネスマン向けに「自分概念の再構築」のヒントを紹介している。

(2)なぜSEはコンサルティングができないか
  隅正雄  マイガイア
 システムエンジニアのあるべき姿を論じている。
(「SE」を「弁理士」に読み替えてみても違和感がなかった。)

(3)これからの「知的財産」徹底活用法
  小関珠音  PHP研究所
  知財を巡る昨今の動きを「アウトリーチの精神」で訴えている。

(4)プロデューサーの仕事  
  小島史彦 日本能率協会
  曖昧なカタカナ職業を定義し、プロデューサーとは何か、どうあるべきかを論じている。
  弁理士の職域のすそ野を広げる参考になるのではないか。

(5)MOT入門  
  寺本義也・松田修一 日本能率協会
  東大先端研の「先端知財人材育成オープンスクール」における参考書として紹介された。
  マーケティング、経営などの言葉が身近になる。

☆☆☆ 20回シリーズ・完結 ☆☆☆