パテントマップ作成ソフトが、ここ10年ちょっとで増大した、ということを挙げました。
ソフトで作成できるなら、価値は下がります。
つい最近、大学の知財本部で働く友人から
「大学で使える、安価で使いやすいマップ作成ソフトがないだろうか。」
と相談がありました。
マップ作成ソフトに私もそれほど詳しい訳ではありませんが、
「『使える』と感じられるものは、たぶん無いだろう。」
と返答しました。
また、本当に使える地図は、絶えずメンテナンスが必要です。
その労力(人件費)は少なくありません。
大学は、企業に比べて資本が乏しく、
特許に関するデータの蓄積も少ないはずなので、
「低コスト」ということと両立させるのは、苦しいのではないかと思います。