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◎発明の抽出(2)

発明を特許出願するか、ノウハウとして秘匿するかは、
発明が抽出された後に行うべきことです。

抽出できなければ、ノウハウとしての保護要件を満たすような管理もできませんし、
出願する前に他社に流出しないような管理体制もできません。

中小企業では、こうした「知財管理」が不十分なために、
発注先である大企業に特許を取られていたり、
契約によって「知財」が吸い上げられたりしています。

「今している仕事は、現状の何を改善しているのか」ということは、
【発明が解決しようとする課題】であり、
改善に成果が出たら【課題を解決するための手段】が明確になったのです。

日常業務の中で、こうした一連の知的作業を意識してもらえたら、
中小企業における知財管理も前進するのですが・・・

   http://www.ip-blog.net/2006/06/post_50.html

日々、進化する技術者の方々に、何らかのお役に立てれば、
と、発明支援ノートの「ノウハウ」を蓄積中・・・。