ある保守的な業界の関係者を前にして、よく使った事例です。
「こういう新規サービスがあったら私自身、嬉しいと思うのですが、
そういうサービスをシステム化したら、特許のネタになりますよ。」
という説明をすると、保守的な業界の常として、次のような質問が出ます。
「そんなサービス、前例があるのでしょうか?」
という質問です。
「前例があったら、特許になる訳がないでしょ(笑)。」
前例がないと前に進めないですか?
不案内なTPOでは、前例がないと前に進むのをためらってしまうのですが、
前に進む、チャレンジする、ということは、前例がないことに挑戦することでもあるはず。
そう言ったところで、
業界と無関係なお前に何が分かる!
と反論されてしまうのがせいぜい。
違う業界の風を受けたいという趣旨で、
知財という別の業界の話を聞く機会を作ったはずでしょ?
なんて返したら、喧嘩になってしまいますから止めます・・・