私は、将来の仕事、を考え始めた大学生の頃から、
『発想の転換』、『発想法』、『創造』といった言葉に惹かれています。
本屋さんに行くと、今でもそういう本がありそうなコーナーに行きます。
しかし、そういうコーナーはたいてい、
マーケティングに分類されているような気がします。
なぜだろう、と私の考えてみて思いついた理由は、
1)ものづくり、研究開発、といったコーナーが設けにくい。
2)そういう本は少ないし、売れにくい。
3)マーケティングのコーナーには、そういう本を求める人が多い。
(たとえば、企画部門、広告部門などを専門とする方)
4)発想、をテーマとする本の著者の多くが、
マーケティングや広告を専門としている。
1)や2)が理由だとすると、
理系(理系文系の分け方は好きではありませんが)がマイノリティ。
ものづくり、研究開発に携わる人 & 本を良く買う人
というアンド条件に合致する人の数が少ない、ということになるのでしょうか。
ちょっと悔しいです・・・
また、本屋という敷居の低いフィールドを使って、
『発想の転換』、『創造』を気楽に(学問的でなく)学んでいくのは、
なかなか困難でしょう。
でも、好きなことなので、それほど苦にはならないようにも感じます。
どこかの専門学校のキャッチフレーズ
好きなことでなら戦える!
を思い出しました。