ルーチンワークは、いずれ機械やコンピュータに取って代わられてしまう。
ということは、取って代わられないためには、
常に「創造」していなければならない、ということです。
・・・なんて難しいことを考えなくても、
日常業務の中には、意識するまでに至らない創造性を発揮しているようです。
たとえば、日常の何気ない会話さえ、
ロボットには真似ができないようですから (脳と創造性・茂木健一郎著)。
さて、創造性を発揮し、ある結果を出したとしたら、
そこには「発明」が存在する、というのが、私の持論です。
現状よりも良くなる、あるいは現状とは異なる、
という結果を導いているはずであり、それは「発明」と言っていいからです。
日常業務に潜んでいる発明の大半が、たまたま、
1)特許法に定義されている発明(*)に該当しない場合
2)特許要件である新規性や進歩性を備えていない場合
3)特許出願してしまってはノウハウの流出となる場合
4)特許出願に対する費用対効果が望めない場合
などに該当してしまうだけのことなのです。