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◎言い切ること(3)

本には限界があるのだ、ということを感じ始めたとしても、
実経験の機会は、待っていても簡単に訪れません。

自分が経験してみたい、体得していずれは自分の売りにしたい、
というビジネスシーンならば、行動して機会を得るしかありません。

同じ職場に求める機会がありそうならば、異動の希望を出すとか、
プロジェクトのサブメンバーとして協力を申し出る、などでしょうか。

同じ職場には求める機会がない、という場合には、より高い行動力が必要になります。
この行動力があるかないか、非常に重要なことだと、私は思います。
この種の行動力は、後のさまざまなシーンで必要になるからです。

 では、この行動力を、どこで身につければいいのか?

直接的な答えではありませんが、「好きなことか否か」が重要ではないか、
と思います。

たとえば、自分にこだわりのある趣味の世界では、
他のシーンの場合には自分でも考えられない行動力を発揮していることでしょう。

ビジネスシーンでも同じではないでしょうか。
すなわち、「やってみたい、大きな興味を抑えられない」という気持ちがあるかないか、
ではないでしょうか。

そういう気持ちが小さいならば、黙って傍観者を続けるしかありません。