引き続き、T氏のお話です。
ベテランのプログラマは、現在の若いプログラマに比べて、
フローチャートがシンプルで、必要メモリが小さい、
などの点で優れているという話を聞いていましたので、T氏にも確かめてみました。
「その通り。」
とのこと。
ベテランのプログラマは、現在ほどRAMなどの記憶装置が安くない時代に
修業しているので、必要メモリを以下に小さくするか、が制約条件として
当たり前だったからのようです。
現在は、RAMが安くなっているので、メモリを食う、
ということを気にせずにプログラミングが出来てしまう。
厳しい条件下で修行したか否かは、長い間に大きな差になっているのではないでしょうか。
プログラマが必要メモリ容量を抑制するプログラムを開発すれば、省エネ問題にも貢献する。
いやいや、クソ真面目に考えるのではなく、
こちらも「如何に楽をするか」がスタートですね。
メモリを食わないプログラムならば、機械にも楽をさせてあげられるのですから。