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◎検定というビジネス

不況になると検定や資格ビジネスが流行る、
というのはどこかで聞いたことのあるフレーズですが、
昨今の検定ブームは、数年前よりも健全な感じを受けるのは、私だけでしょうか。

日本人は、物知りになる、とか、資格を取る、ということが好きな、
まじめな国民なのだと思います。

ビジネスとして成功した検定制度としては、漢字検定が筆頭でしょう。
クイズ形式のテレビ番組にも使われているようですし、ゲームにも使われています。
受験者も当分減らないでしょう。

さて、とある検定に関して3人の専門家と雑談をする機会がありました。
そこで感じたのは、「その検定の運営には、ポリシーがどれだけ大切か」ということと、
「その検定に対する社会的なニーズがあるか」ということ、
の2つにギャップが存在する、ということ。

また、そのギャップが大きいほど、検定の運営が困難になる、ということでした。

文字にしてみると当たり前、と書いている本人も感じるのですが、
「実感した」という重さは、フェイスtoフェイスでないと伝えにくいということでしょうか。