某県のある都市で、化粧品などで世界的に著名なブランド名「S」を、
スナックの名称として使っていた経営者が、そのブランドを管理する日本法人から
訴えられた事件がありました。
この事件に極めて似た(しかも使われたブランド「S」も同じ)事件が過去にあったため、
何とも感じなかった(新鮮みを感じなかった)のですが、
それを反省する機会がありました。
その事件についてウェブを使って解説をしたり、電話にて丁寧に答えた友人は、
各方面から感謝された、と聞いたからです。
専門家である自分が当たり前に感じることは、世間一般ではたいてい当たり前ではない!
(それこそが、当たり前なのである!)
鈍った感覚は、他人を困らせたり、傷つけたりするのだ、
ということを、改めて知った次第です。