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◎適応障害を防ぐ勉強をしよう

最近読んだ本にて知ったことです。
ゴールデンウィーク明け頃に問題となる「五月病」という病気(?)は、
「適応障害」という精神疾患なのだそうです。
(「脳を天才にする勉強法」吉田たかよし著・講談社)

この本を参考にして、もう少し突っ込んでみます。

人間の脳はエゴイスティックにできており、納得できないことがあった場合に、
すんなり受け入れられる理由を無意識にでっち上げて正当化するそうで、

   自分の描いていた理想とは違うから

というでっち上げにて、引き籠もったり、学校や職場を放棄したりしてしまうのだ
そうです。

弁理士試験を突破した合格者にも、「五月病」に罹る方は少なくないように感じます。
そして、その姿から、
    より高い理想を目指している
という健康的な感じを受けないことが多いのは、「適応障害」だからなのかもしれません。

さて、「適応障害」とならないためには、「合格」という本来のスタート地点で
疲弊しきってしまわない「正しい勉強」が必要なようです。
(合格を「ゴール」と思いこんでいる時点で「適応障害の虞アリ」では?)

合格するためには、これだけ覚えればいい、といった暗記型の勉強は、
心を疲弊させる勉強である、と思いました。