あまり間隔をあけずに、別の会社から、
「知財戦略」をテーマとしたセミナー講師を、というご依頼を頂戴することになりました。
前回失敗の経験を最大限活かそうと頭をひねり、準備をしたところ、
事務局の方に驚かれるほど多くの資料になってしまいました。
自分としては、数多くの「横道」を用意しておき、
反応が良かった横道に突っ込んでいこう(反応がない資料は飛ばそう)と考えたからです。
しかし、このときも、振り返ってみると成功とは言い難い。
用意した「横道」の、どれに対しても同じレベルの反応であり(無反応に近い)、
結果として用意したほとんどの「横道」に触れざるを得ず、
後半、早口で飛ばさなくてはならなかったのです。
アンケート結果は客観的にみれば悪いということはなかったのですが、
幹部クラスの方がアンケートに本音を出してくださることはあまり無いのでは、
と想像できるので、慰めにしかなりません。
それでも、わりあい短い期間に二度、難しい経験をしたことは、
間違いなく今後に活かせると思っています。
「経験、失敗」という私の無形資産(知財)として。