アイディアが特許になるか、云々のご質問を頂いた場合、
私はできるだけ、その「現場」に行く(を見る)ようにしています。
アイディアには背景があり、その背景からそのアイディアを捉え直すと、
良く理解できる、別のあるいは広いコンセプトを抽出できたりするからです。
そのアイディアを生み出した人にとっての「ホーム」には、
自分の知らなかった、想像もしなかったモノやコトが存在しています。
そうした「モノやコト」は、好奇心のアンテナが働いていないと
見つけることができません。
私自身、正直に言えば、現場に出向くのを面倒に思うときもあるのですが、
面倒であると思う理由には、好奇心のアンテナが断線しているのです、きっと。
「忙しい」という時は、「心を亡ぼす」と書くのだよ・・・
この「心」とは、好奇心だったのか!