「車種、年式、走行距離をお伝えいただくだけで、
おおよその査定額が分かります。」
といった中古車の販売会社のコマーシャルを耳にしますが、
この特許、いくらで売れるかなあ?
といった趣旨の質問がたまにあります。
買いたい人がいて、売りたい人がいるなら、
その両者が交渉して価格を決める、というのが、大原則です。
ところが、日本人は「定価」という商習慣になれているせいなのか、
「客観的な」価格を知りたがるのです。
この特許、いくらで売れるかなあ?
の質問に対する間違っていない答えを、私はひとつだけ知っています。
その特許を買いたい人が誰もいないならば、価格はゼロである!
(2008年8月作成)