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◎特許の値段(4)

 モノの値段の決め方には、大きく、次の三種類があります。

1)コスト・アプローチ
 そのモノを入手するのにかかった費用を基準とする方法です。
たとえば、材料費、加工費、運送費などを合算する方法です。

2)インカム・アプローチ
 そのモノを持っていることによって入ってくる収益を基準とする方法です。
たとえば、賃貸することによって入ってくる賃貸料を基準とする方法です。

3)マーケット・アプローチ
 そのモノの類似品が、マーケットにおいてどの程度で売買されているかを基準とする方法です。

 さて、特許の値決めには、いずれも一長一短があり、
どれか一つを採用することはできないようです。

 法人税の評価にはコストアプローチ、相続税の評価にはインカムアプローチ、
M&Aにおける評価にはマーケットアプローチやインカムアプローチ、といったように、
場面(目的)に応じて使い分けられているそうです。
  (公認会計士・渡邉俊輔著 「知的財産 戦略・評価・会計」東洋経済新報社 より)

(2008年8月作成)