サッカー審判(4級)の更新で講習を受講してきました。
その講習では、講師が審判活動をしていく上で講師自らが悩むシーン、
ジャッジをするのに困ったシーン、ミスのフォローなど、
様々なことを聞くことができ、日常の仕事の面からも大変参考になりました。
さて、気になったのは、小学生を中心とした少年サッカーと比べて、
高校生、大学生、社会人となるにつれて判断が難しくなる原因の多くが、
審判に見えないように
審判を欺けるように
といった意図を含んだプレーである、ということでした。
講習会の講師は、難しいとは思いますがと前置きしつつ、
プレーの意図を読んでジャッジをしましょう!
とアドバイスされました。
私は小学生の審判の経験しかないため、驚いてしまいました。
少年に「サッカーは紳士のスポーツ」と教えられているスポーツなのに、
そうした 大人のずるさ が情けなくなりました。
大人のずるさを見抜く少年たちは必ずいる。
そうした少年たちは、賢くなるのか、ずる賢くなるのか・・・
「大人のずるさ」は、ビジネスの世界には多々あるのですが、
そうしたことも学べるのがサッカーだ、とは少年たちには言いたくない、
というのが私の想いです。
(2008年10月作成)