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◎大人のずるさ

 サッカー審判(4級)の更新で講習を受講してきました。

 その講習では、講師が審判活動をしていく上で講師自らが悩むシーン、
ジャッジをするのに困ったシーン、ミスのフォローなど、
様々なことを聞くことができ、日常の仕事の面からも大変参考になりました。

 さて、気になったのは、小学生を中心とした少年サッカーと比べて、
高校生、大学生、社会人となるにつれて判断が難しくなる原因の多くが、

   審判に見えないように
   審判を欺けるように

といった意図を含んだプレーである、ということでした。

講習会の講師は、難しいとは思いますがと前置きしつつ、

   プレーの意図を読んでジャッジをしましょう!

とアドバイスされました。

 私は小学生の審判の経験しかないため、驚いてしまいました。
 少年に「サッカーは紳士のスポーツ」と教えられているスポーツなのに、
そうした 大人のずるさ が情けなくなりました。

   大人のずるさを見抜く少年たちは必ずいる。
   そうした少年たちは、賢くなるのか、ずる賢くなるのか・・・

 「大人のずるさ」は、ビジネスの世界には多々あるのですが、
そうしたことも学べるのがサッカーだ、とは少年たちには言いたくない、
というのが私の想いです。

(2008年10月作成)