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◎コンテンツを受け取る人は?

 知財コンサルティングのテクニックが、様々な場面で議論され、
トライ&エラーをしながら、検証されています。
 先日も、そうした検証の場面にいる機会を得たのですが、
以下のようなことを感じました。

 コンサルティングの経過や結果をプレゼンしたり、検証したりするときに、

   どのようなデータ収集したり資料を作成し、あるいは検証したのか

というコンテンツに議論が集中します。
(余談ですが、外野は、そのコンテンツを欲しがります。)

 しかし、「誰に対するメッセージなのか」、
「誰にアピールするコンテンツなのか」という議論は、忘れがちです。
   ××社 御中
と、表紙には書かざるを得ないのですが、
   A氏という現社長向けなのか、B氏という次期社長向けなのか、
   Y開発事業部のC氏に向けたモノなのか、Z事業部のD氏に向けたモノなのか、
ということは、明確にしておかなければ、空振りの確率が高まってしまいます。

 コンテンツを受け取る人(いわゆる「キーマン」)が誰なのか、というのは、
ヒアリングの現場にて見抜くしかありません。

(2008年11月作成)