特許明細書の作成は、一度として同じ仕事はない。
だから飽きないし、やりがいもある
自分がそう思っていたのは、たぶん20代の頃までです。
「知財コンサルティング」という仕事をするようになって、
「一度として同じ仕事がない」という「同じ」の幅が極めて広がった気がします。
換言すれば、
コンサルティングという仕事に比べたら、
特許明細書の作成はパターン化している「定型」の仕事である
ということです。
「非定型の仕事」に取り組むには、心構えと行動力が絶対に必要です。
「保守的」と呼ばれるビジネスマンには、困難であろうと想像しています。
なお、最近の私自身は、「非定型」の仕事には、スリルを含めた面白みを感じる一方、
「定型」の仕事には、これまでの自分のスキルで何とかできると感じています。
ただし、質の低下を招かないように、という気持ちも強く持っていないと
以前の数多くの失敗と同じコトを繰り返してしまうおそれがある、とも感じています。
(2008年12月作成)