A社長 ; もしもし、弁理士のBさんをお願いします。
B弁理士; あっ、A社長、お久しぶりです。今日は何でしょうか?
A社長 ; Bさんにお願いして特許になった「××装置」について、
またお金を納めろ、ってな案内がおたくから来た件だけど。
B弁理士; ああ、ネンキン納付期限のお知らせですね?
A社長 ; ネンキンの納付? 特許庁は保険事業も始めたのかい?
近い将来、郵政みたいに民営化するのかね・・・
B弁理士; 済みません、「ネンキン」っていうのは業界用語でして、
特許を維持するための登録更新料のことなんです。
特許をまだ維持したい場合には、その料金を納めなくてはならないのです。
A社長 ; 納めないとどうなるの?
B弁理士; 納めないと、特許は終了してしまいます。
「××装置」は、誰が造っても、文句が言えなくなるんです。
A社長 ; 納めないと不安、納めても払った分以上に貰えるかどうか分からん、
って意味じゃあ、普通の「年金」と同じじゃないか!
(2008年12月作成)