初めて特許出願をするような中小企業の場合、
出願審査請求制度の話は、一回すれば済む、ということはあまりありません。
その理由1.
担当者が経営者に話を巧く伝えられないため、
その経営者に、もう一度話をする機会が訪れるから。
その理由2.
経営者に直接話を聞いていただいても、二度三度、話をしなければならない。
忙しい経営者にとって、覚えていられる情報ではないことが多いから。
その理由3.
出願時に話をしても、審査請求期限が迫ってきた頃に、もう一度しなければならない。
3年近く前に受けた説明を覚えていられないから。
以上のような理由で、出願審査請求制度の説明は、繰り返されます。
(2009年3月作成)