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◎発注側の立場から考える機会

 独立している友人弁理士から、ホームページのリニューアルに関する相談を受けました。
彼はこれまで、自分のコンテンツを独力で作成したホームページ上に公開していました。

  これまでの自分のホームページは、自分の考えを表明する場所
  と考えてきた。
  しかし、「集客」ということを意識すると、これまでの考え方を変えざるを得ない。
  そこで、専門業者に依頼してリニューアルしたい。
  専門業者をどのように選んだらよいだろうか?

というのが、相談の趣旨でした。

 上記の専門業者=ホームページビルダーが、どのような職種、ビジネスモデルなのか、
ということを、私の知る限りで、以下のようなことを答えていきました。

  初期作成(ホームページの立ち上げ)もさることながら、
  日々のメンテナンスに重きを置くスタンスで仕事をしている専門業者のほうが、
  今回の作成目的に合っているように思える、ということ。

  メンテナンスに重きを置くスタンスの仕事を発注したら、
  当然、メンテナンス費用が継続的に発生する、という覚悟が必要である、ということ。

 答えながら最も考えたのは(そして彼にも伝えたのは)、

   幾らでやらせたい(相場よりもn割くらい安く抑えたい)、
   といった発注の姿勢では、良いモノはできない。

ということです。

 仕事を発注していただく側の立場のことを、
発注する側から見直す良い機会になりました。

(2009年4月作成)