歴史のある週刊誌にて知財の特集記事が組まれたとき、
以前よりも冷静に、眺めることができるようになりました。
(歴史のないメディアの場合には、もっと冷静です。)
記事を書く記者は、真実を書こうという精神よりも、
望まれる記事、読まれる記事を書こうとするものだ
ということを、身に染みて感じさせられてきたからでしょう。
なぜそう思うのか、といえば、
記事を書く記者は、真実を書こうという精神よりも、
望まれる記事、読まれる記事を書こうとするものだ
ということを、理屈として理解していても、怒りを抑えられないようなことが
何度もあった、
そして、記事の当事者として関わられた方から同じような話を何度か聞いてきたからです。
身に染みる、実感する、という経験が無いと、
マスメディア記事と冷静につきあう、というのは、なかなか難しいのかもしれません。
(2009年5月作成)