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◎試験準備をするための空間

二次試験(論文)の準備のため、休暇をいただいて勉強していた頃、
昼間は某大学の図書館に潜り込みました。
 その大学は司法試験合格者が多く、その図書館には司法試験の受験生が
多くいるだろうと予想したからです。

 なぜ、弁理士試験の受験生ではなく、あえて司法試験の受験生が多い空間を選んだのか。
それは、弁理士試験の受験生となれば、たとえ知り合いや友人でも本番ではライバルとなる。
もし同じ空間にいたら、その現実がストレスを感じさせるのではないだろうか。
そう懸念したからです。

 同じ試験の受験生が醸し出す空気によるストレスを感じなくて済む、という反面、
マイペース&独自路線を選択したという自己責任はプレッシャーにもなります。

 しかし、今振り返ってみて、
  「(試験も仕事も)最終的には自分だけの判断力を駆使して戦うものである」
ということを悟る機会になったように思います。

(2009年6月)