日本サッカー代表監督・岡田武史氏による「少年サッカー教室(5,6年生対象)」
があり、運良く参加することができました。
岡田監督は、「サッカーが上手くなるには?」という良くある質問には、
いつも以下のように答えている、とのことでした。
第一に、サッカーが好きであること(好きで好きでたまらない)。
第二に、夢を持つこと(日本代表選手になるぞ、といったこと)。
第三に、親やコーチから言われたことをやるだけではなく、自分で考えよ。
大人が仕事に取り組むときにも言えることではないか、と思わされました。
さて終了後、数人の子どもたちに一人ずつ声を掛け、
「岡田監督が教えてくれたサッカーが上手になる3つのことって何だった?」
と質問したところ、ほとんどの子が覚えていない、答えられませんでした。
せっかくの貴重なお話しなのに、と私はがっかりしました。
しかし、J君という少年だけは、この3つをきちんと答えてくれました。
このJ君は、他の子どもに比べて上手で、普段から情熱的にサッカーをしています。
大切な事柄がきちんと伝わるには、受け取る側の能力も大切なのだな、
ということを感じました。
これもまた、仕事でも同じ事なのでしょうね。
(2009年8月作成)