少年サッカー教室(5,6年生対象)において日本サッカー代表監督・岡田武史氏が
語ってくださった次の言葉が、非常に心に残っています。
リフティングなどの小技に関しては、日本人選手は欧州の選手よりも上手である。
しかし、サッカーではまだまだ勝てていない。 なぜか?
サッカーで一番大切なのは、『ボールを強く正確に蹴る』 ということである。
世界レベルだった中田英寿選手は、代表の全体練習の後、
(当時コーチだった自分)を捕まえてパスの練習をしていた。
中村俊介選手は、全体練習の後、フリーキックの練習をしている・・・
時に冗談を交えながら、120人のサッカー少年たちに何かを伝えようという岡田監督の姿を
とても素晴らしい、と感じました。
炎天下での熱血指導、記念撮影と続いた後、全ての少年たちにサインをくださいましたが、
持ち帰ったサインを見ながら
『ボールを蹴る』というのがサッカーの原点である
というシンプルな言葉を思い出してくれるかな?
参加した少年たちの心に残る夏の一日であることを願っています。
(2009年8月作成)