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◎商標に新規性は不要

 「一度に詰め込んでの誤解」というコラムを書いてからまもなく、
自分でも、似たような体験をしました。

 ある会社での社内研修にて「著作権および商標」をテーマとした講師を務めました。
最初に著作権から始めたのですが、著作権の説明をする上で、
特許の新規性との比較をしたことが受講者の頭に残ってしまったのか、

  既に使用している商標をこれから出願しても登録されない

という誤解を生んでしまいました。

 しかし、受講者が質問をしてくださったので、
このような誤解を生んでいたことが判明した、とも言えます。

「著作権および商標」の概要を2時間でお伝えするのは、なかなか難しかったのですが、
質問のしやすい雰囲気で講義を進めていくことの重要性も実感しました。

(2009年9月作成)