前回のコラムにいう「実践」は、中小企業がクライアントである場合の日常業務 であって、
知財コンサルティング
という特別な業務としての実践だけを意味しないつもりです。
逆に言えば、コンサルティングのフィーを頂けるか否かは無関係に、
意識すれば、知財コンサルティングと呼べる仕事の実践は可能である、
と私は考えています。
前回のコラムにて誤解をばらまいてしまったようなのですが、
知財コンサルティングの経験がない人と話をしたくない、ということではありません。
ただし、
『フィーがもらえないなら興味は無い』、という知財関係者とは、
知財コンサルティングの話はしたくない、というのが本音です。
よく話題に出る
「知財コンサルは、弁理士業務の延長でできるか否か」
に対しては、
ビジネスマンとしてのレベルが一定以上である、
ということが前提である、という気がしています。
(2009年9月作成)