健康診断のために内科の病院(医師はひとり)へ行きました。
待合室には、診察待ちの方のために、様々な本が並んでいました。
粗食のすすめ
伝統食の復権
といった本が目に入りました。
その医師の診察を初めて受ける方であれば、
「ここの先生は、こうした分野や本に関心があるのだな。」
という情報収集として、それらの本を眺めるかもしれません。
この病院の医師に大きな信頼を感じた方であれば、それらの本にも関心を抱くことでしょう。
その医師にさほど信頼を置いていない方にとっては、
「ああ、退屈しのぎの本がたくさん並んでいるな、でも漫画が少ないな。」
という程度にしか感じないでしょう。
医師からの情報発信と、医師による宣伝広告。
インターネットを介した専門家による情報発信も、この二種類があるなあ。
そんな気づいた次第です。
(2009年10月作成)