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◎病院の待合室

 健康診断のために内科の病院(医師はひとり)へ行きました。
待合室には、診察待ちの方のために、様々な本が並んでいました。

   粗食のすすめ
   伝統食の復権

といった本が目に入りました。

 その医師の診察を初めて受ける方であれば、
「ここの先生は、こうした分野や本に関心があるのだな。」
という情報収集として、それらの本を眺めるかもしれません。

 この病院の医師に大きな信頼を感じた方であれば、それらの本にも関心を抱くことでしょう。

 その医師にさほど信頼を置いていない方にとっては、
「ああ、退屈しのぎの本がたくさん並んでいるな、でも漫画が少ないな。」
という程度にしか感じないでしょう。

 医師からの情報発信と、医師による宣伝広告。
インターネットを介した専門家による情報発信も、この二種類があるなあ。
 そんな気づいた次第です。

       (2009年10月作成)