コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎教育者としてのビジネスマン

 ビジネスマン(サラリーマン)をしながら、ビジネススクールの教授になられたT氏と
お話をする機会がありました。

 ビジネスマンとしてビジネスの現場にいるからこそ、二足の草鞋だからこそ
学生に伝えられることがある。
 非常勤講師とはいえ、彼との共通点がある自分としては、
そうした気持ちと彼の考えとが共通していたようで、嬉しく思いました。

 その一方、

   学生を教えるという仕事はとても楽しいが、
   教員という仕事に専念してしまう(サラリーマンを辞めてしまう)と、
   現在の収入は得られない

という趣旨の言葉が印象に残りました。

 ビジネススクールの教授、という立場となると、
   自らもその立場において成功させていたい
という気持ちが強いのだな、と思い知らされました。

   自らも経済的に成功していたいという気持ちの強さ

こそがビジネススクールの教員、ビジネスの先頭に立つ者としての魅力として
大切なのだと彼は考えているのだな、と感じたのでした。

(2009年11月作成)