ビジネスマン(サラリーマン)をしながら、ビジネススクールの教授になられたT氏と
お話をする機会がありました。
ビジネスマンとしてビジネスの現場にいるからこそ、二足の草鞋だからこそ
学生に伝えられることがある。
非常勤講師とはいえ、彼との共通点がある自分としては、
そうした気持ちと彼の考えとが共通していたようで、嬉しく思いました。
その一方、
学生を教えるという仕事はとても楽しいが、
教員という仕事に専念してしまう(サラリーマンを辞めてしまう)と、
現在の収入は得られない
という趣旨の言葉が印象に残りました。
ビジネススクールの教授、という立場となると、
自らもその立場において成功させていたい
という気持ちが強いのだな、と思い知らされました。
自らも経済的に成功していたいという気持ちの強さ
こそがビジネススクールの教員、ビジネスの先頭に立つ者としての魅力として
大切なのだと彼は考えているのだな、と感じたのでした。
(2009年11月作成)