友人弁理士と雑談をする機会がありました。
彼の勤務する事務所で、一人の勤務弁理士が辞めることになったとのこと。
その事務所が様々な新たなチャレンジをする体質に合わないから、
というのが理由らしい。
ゆくゆくは田舎に戻って開業したい、という希望を持っていると言うので、
「それなら尚更、色々なことをやっておくべき」と慰留したのだけど・・・
と友人が漏らす。
でも、必要性を感じていないヤツに必要性を説いても無駄なんだよね。
とあきらめ顔。
チャレンジおよびその継続には、一種の才能が必要だと私は考えているので、
その通り、と頷いてしまいました。
辞めていく彼がいずれ開業した際に、
「やっておけば良かった」と思うこともあうかもしれません。
しかし、必要性を感じた時が手遅れでないならラッキー なのではないか。
様々な取捨選択をしてきた自分を振り返り、そう思いました。
(2009年11月作成)