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◎商売替えと底力

 ベッドタウン(死語?)にて古くから営まれてきた(であろう)豆腐屋さん。
「おからコロッケ」なども売っていた豆腐屋さん。
その豆腐屋さんが、商売替えをしました。
酒屋さんがコンビニエンス・ストアに衣替えするのは、時々見かけていましたが、
この豆腐屋さんは、何と、ハンバーガーショップになりました。

 完全独立系ではなく、フランチャイズへの加盟でしたが、
超大手ハンバーガー・チェーンではなく、たくさんは見かけないチェーンでした。

 元豆腐屋さんの店主は50代。大きな決断だっただろうと想像できます。
 想像ですが、豆腐屋の主人からハンバーガーショップ店長という「転職」にも、
永年培ってきたことで蓄えた底力を発揮すれば、きっと成功する!
そう信じての商売替えだったはず。

 商売がら、地元密着でやってきた「顔」でカウンターに立っていれば、
豆腐屋さん時代の顔なじみのお客さんは、足を止めることでしょう。
 元豆腐屋さんならではの、サービスが提供される、
特色のあるハンバーガー・ショップとなっていることでしょう。

 アルバイトであろう店員さんから、ホットコーヒーを受け取ったとき、
そんな想像をして楽しみました。
 そして、想像は自分にも飛びます。

   知財業界も明るくなさそうだから商売替えするか、と考えたときに、
   自分には、商売替えをしても大丈夫な底力があるだろうか?

(2009年11月作成)