ビジネスマンの基本姿勢として、「ほうれんそう」という用語があります。
「報告、連絡、相談」を常に意識して仕事をせよ、という意味です。
この「ほうれんそう」は、主に部下と位置づけられるポジションの方が、
上司に対して義務づけられているのですが、一方の上司は何をすべきなのか?
常々、疑問に思っていたことだったのですが、
昨年末のとある懇親会にて、ある方から答えを頂きました。
命令、解説、援助=命解援(めいかいえん)
だそうです。
つまり、上司は、
部下に対して、きちんと「命令」しなければならない。
(そのうえで、「ほうれんそう」を要求しなければならない。)
命令は、その意図を「解説」しなければならない。
命令しっぱなしとせずに、「援助」しなければならない。
ということです。
相談を受けたときだけでなく、報告や連絡を受けたときにも「援助」をする、
という姿勢は、上司として非常に大切な役割ですよね。
もちろん、行き過ぎた援助は部下のためになりませんが。
「命解援」という素晴らしい標語を教えていただいたKさん、
どうもありがとうございました。
(2010年1月作成)