テレビドラマや映画などで、登場人物が暴走したり、爆発したりするシーンがある。
そうした暴走や爆発の背景にある心情が共感できた場合、
その共感した場面をふと思い出す瞬間がある。
思い出した瞬間は、自分自身が暴走や爆発をしそうになった時ではなく、既に暴走や爆発を思い止まった後であることが多いような気がするが。
なぜ、暴走や爆発を思い止まることができるのか?
暴走や爆発を抑えるモノとはなんだろうか?
一線を越えてハチャメチャしたい、という気持ちを抑える「モノ」とは何か?
家族、仕事、将来、過去、・・・ 色々あるようだ。
さて、テレビドラマや映画などで、登場人物の暴走、爆発は、
それを抑えるモノが小さかったからなのか、
それでは抑えられないくらい大きな気持ちがその瞬間には産まれていたからなのか、・・・
その場面を回想し、その登場人物の気持ちを想像する。
爆発するのは当然だ、と共感するだけではなく、
自分自身の暴走や爆発を抑えたモノに感謝しながら。
(2010年2月作成)