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◎呼ばれて行ったら未完成

 執筆活動などでご一緒した方から、

   知り合いが発明をしたらしいので、話を聞いてあげてくれ

と、電話にてご紹介をされました。
 さて、その後、ご本人から電話が掛かってきて、とにかく早く会って話がしたいとのこと。

 何となく予想が付いたので、先行特許を見繕って(変な言葉ですが)、
先方に出向きました。

   早速ですが、・・・というようなモノは特許になるでしょうか?

と切り出されて、

   「・・・というようなモノ」は実現されたのですか? いつ発売予定ですか?

と切り返す(変な言葉ですが)。

   いえ、「・・・というようなモノ」を実現したら、私が特許を取れるのですよね?

完全にのぼせ上がっていらっしゃる。

   「・・・というようなモノ」があれば良いな、ということは、
   飛行機に乗らずに空を飛べたら良いな、というレベルと同じです。
   『単なる願望の表明』とか、『発明未完成』と言います。
   仮に発明を完成されたとしても、こんな先行特許が既にあります・・・

ここまでで約5分。 あとは雑談をするしかありませんでした。

   呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン(ハクション大魔王登場)←?

とは、なかなか行かない、ということが経験的に分かってきましたので、
ほぼ、予想通りでした。

 ただ、経験的に予想が付いてしまうことの落とし穴にははまりたくない、
と常に自戒するようにしています。

   (2010年3月作成)