執筆活動などでご一緒した方から、
知り合いが発明をしたらしいので、話を聞いてあげてくれ
と、電話にてご紹介をされました。
さて、その後、ご本人から電話が掛かってきて、とにかく早く会って話がしたいとのこと。
何となく予想が付いたので、先行特許を見繕って(変な言葉ですが)、
先方に出向きました。
早速ですが、・・・というようなモノは特許になるでしょうか?
と切り出されて、
「・・・というようなモノ」は実現されたのですか? いつ発売予定ですか?
と切り返す(変な言葉ですが)。
いえ、「・・・というようなモノ」を実現したら、私が特許を取れるのですよね?
完全にのぼせ上がっていらっしゃる。
「・・・というようなモノ」があれば良いな、ということは、
飛行機に乗らずに空を飛べたら良いな、というレベルと同じです。
『単なる願望の表明』とか、『発明未完成』と言います。
仮に発明を完成されたとしても、こんな先行特許が既にあります・・・
ここまでで約5分。 あとは雑談をするしかありませんでした。
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン(ハクション大魔王登場)←?
とは、なかなか行かない、ということが経験的に分かってきましたので、
ほぼ、予想通りでした。
ただ、経験的に予想が付いてしまうことの落とし穴にははまりたくない、
と常に自戒するようにしています。
(2010年3月作成)