知財コンサルティングについて質問されることの多くに、
こういうクライアントに対しては、どのようなコンサルティングが的確か?
というものがあります。
この質問には、答えるべきはないのかもしれません。
なぜなら、
どのようなコンサルティングが的確か
を考えることこそ、コンサルティングの仕事の本質だからです。
仮に、どうしても上の質問に答えなければならなかったとしても、
すぐには答えられません。
なぜかといえば、『こういうクライアント』という前提を的確に捉えていない限り、
的確なコンサルティングが何であろうか、ということが判断できないからです。
このため、コミュニケーションのスキルが要求されることになります。
(2010年3月作成)