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◎一を聞いたら十を知る、という姿勢(1)

 ヒアリングにおいて、経営者の短い言葉から、色々なことを知ろうという姿勢や、
そのための努力は、コンサルティングスキルとして非常に重要だと思います。
 自分の会社のことを懇切丁寧に説明して分かってもらおう、というような時間は経営者には無いし、
鈍いコンサルタントは頼りにならない、と考えるからでしょう。

 さて、特定の分野における特許明細書の作成能力では、
一を聞いたら十を知るという能力を発揮されている方はたくさんいらっしゃいます。
(この能力が、次の仕事(リピート)につながっているはず)

 しかし、特許明細書の作成スキルとして一を聞いたら十を知るという能力が付いても、
経営者の短い言葉から色々なことを悟るスキルまでを高めることはできません。
 概念的には似ていても、仕事の質が全く異なるからです。
(仕事の対象が、技術なのか人間なのか、が大きく異なるため)

 言われたことを言われたままにしか解釈できない、ということが許されるのは、
二十代まででしょう。
 経営者の短い言葉から色々なことを悟る、というスキルは、年齢を重ねるごとに高いモノが要求されます。
 したがって、このスキルについては、早めに意識付けをする必要がある、
という気がします。

(2010年3月作成)