一を聞いたら十を知る、ということが出来なければ、
経営者の信頼は得られないか、コンサルティングはできないか、
というと、そうでもないような気がします。
(自己肯定のようで、何だか気が引けるのですが)
大切なのは、一を聞いたら十を知る、というスキルそのものよりも、
一を聞いたら十を知る努力をしているかどうか、
という前向きな姿勢(の有無)のように思います。
そうした前向きな姿勢があれば、
一を聞いたら十を知るというスキルが少々低くても、
信頼を勝ち取れるようです。
ただし、前向きな姿勢だけで何とかなるのは、
残念ながら三十代(たぶん中頃)まで。
たとえば四十代でなお前向きな姿勢だけ、
ということでは、「こいつじゃ頼りにならない」
と判断されてしまう、と想像されるからです。
(2010年3月作成)