知財コンサルティングを終えたとき、どんな喜びがあるのか?
最終アウトプットをクライアントさんが喜んでくださった
ということに尽きます。特許明細書の作成では滅多に得られない喜びです。
この喜びはどこからやって来るのか?
多くの(長時間の)コミュニケーションを重ねているからこそ、やって来てくれる喜びです。
自分のことを理解してくれた人に親近感を持ち、嬉しく思うことに似ているのではないか、と想像します。
稀に、多くの時間を必要とせずに理解できる場合がありますが、
それは過去の経験で、似たような事例があった場合です。
ここに落とし穴があります。
自分の経験で、似たような事例を探して当てはめようとすることによって、
相手のことをしっかり聞くことができないことです。
先入観と戦い、且つ経験を活かす
なんだか、優れた発明を産み出すコツに似ていますね。
(2010年3月作成)