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◎コンサルティングの喜び

 知財コンサルティングを終えたとき、どんな喜びがあるのか?

   最終アウトプットをクライアントさんが喜んでくださった

ということに尽きます。特許明細書の作成では滅多に得られない喜びです。

   この喜びはどこからやって来るのか?

 多くの(長時間の)コミュニケーションを重ねているからこそ、やって来てくれる喜びです。
 自分のことを理解してくれた人に親近感を持ち、嬉しく思うことに似ているのではないか、と想像します。

 稀に、多くの時間を必要とせずに理解できる場合がありますが、
それは過去の経験で、似たような事例があった場合です。
 ここに落とし穴があります。
 自分の経験で、似たような事例を探して当てはめようとすることによって、
相手のことをしっかり聞くことができないことです。

   先入観と戦い、且つ経験を活かす

なんだか、優れた発明を産み出すコツに似ていますね。

   (2010年3月作成)