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◎単年度予算に思うこと

 公的な仕事(政府関係)に関わらせていただく機会が増えてくると、
その成果発表(およびそれに合わせた仕事)が3月に集中する、
ということが多くなります。
 しかし、

 12月や3月、といった一種の締め切りがあることで、メリハリが付くのだ

という風にポジティブに捉えられるのは、繁忙期を過ぎてホッとした時だからでありましょう。
 繁忙期のまっただ中にいる最中は、

   どうして、せめて成果発表だけでも4月にできないのだろうか?
   忙しくて聴きたいのに聴きにいけない、という方も多いだろうに・・・

と思うのです。
(思うだけで、忙しさにかまけて書き残すことも忘れてしまうのですが)

 さてその考えを、この3月のある機会にお役人さんにお聞きしてみたところ、

   財務省が単年度予算を運営している以上、(変えることは)できない!

と仰いました。
 そりゃ分かるけどさぁ、分かっていて言ってんだけどさぁ・・・

 予算の「効率的な」使い方は議論されても、「効果的な」使い方までは
まだまだ変わらない(変えることが出来ない)のかなぁ。
 大きな発明は、素朴な疑問から産まれることも多いんだけどなあ・・・

   (2010年4月作成)