友人弁理士との呑みながら、カメラの話題になりました。
胸ポケットに入るデジタルカメラは便利だけど、
私には、2点の不満がある。
ひとつは、シャッターを押してから撮影されるまでのタイムラグ
もうひとつは、晴れた屋外では液晶が見えないこと・・・
といった話をしました。 そして、
デジタル一眼レフカメラなら、この2つは解決するんですよね?
と尋ねました。すると彼は、
一つ目の不満は、最新のデジカメならばコンパクトタイプでも
ほとんどタイムラグは無いですよ
と、その場にあった私のカメラが
3年前のモノであることを指摘しつつ、答えてくれました。
二つ目の不満については、・・・
以下、色々なカメラに関することを
全くの素人である私に対して、非常に詳しく、分かりやすく説明してくれました。
一つ一つに感心する私に対して彼は、
いやぁ、カメラには300万は投資してますから
と笑います。
それだけのお金を趣味につぎ込んでいるとすれば、時間も相当使っているでしょう。
そうした時間とお金とを使って得た知識や経験ですが、
それを基に的確なアドバイスをしようが、コンサルティング料は取れない(笑)。
(彼も私に要求はしなかったし、私も支払おうとは思い付きませんでした。
その日の飲み代を私が持とう、とは思ったけれど・・・)
そこでの金銭の授受が発生しない理由は、友人同士だから、という理由ではないはず。
趣味とビジネスとの違いを考える上で、
はたまた「コンサルティングという仕事の本質」を考える上で、
興味深い出来事・・・ と追求を始めるのは、
「呑み相手」として詰まらないヤツですかね(笑)。
(2010年6月作成)